- ギターを始めたんだけど噂通り「Fコード」が難しくて押さえられない・・・指痛い・・・
- ネットで「簡単な曲」を検索しても「F」や「Bm」が連発で、全然弾けないし・・・
- とりあえず「Fコード」を回避して曲を弾く方法を教えて!!
ギター挫折した人の多くがぶつかる最大の難関が「Fコード」に代表されるバレーコードです。
最初は全く音が出ず、音が出るようになっても瞬時に押さえる事ができなくて、テンポが途切れてしまったりと、最初は非常に難しいハードルになっています。
また、「簡単に弾ける曲」と言われている曲でも、大体1つくらいはFやBmなどの押さえ方が難しいコードが出てきてしまうのが、残念ながら現実です。練習を続ける事により、そのうち弾けるようになりますが、やはり一定の時間がかかります。
私は社会人からギターを始め、10年が経ちますが、回り道含め、色々な方法を試してきた経験があります。その経験から、最初は挫折リスクを下げるため、練習と並行して思い切って簡単な「代替コード」を活用することをおすすめします。
このサイトでおすすめしている「とりあえず弾けてる感を味わう」ためにとても効果的です。
主なバレーコードに絞って、簡単に押さえられる「代替コード」を記載しました。
若干は音色が異なりますが、曲の進行上、大きな違和感なくフィットするはずです。
この記事を読めば、苦手な「F」や「Bm」を回避して曲が楽しめるようになります。
バレーコードが押さえられるようになっても、後々使えるので、是非最初は活用してみてください!
Fコードで挫折しない!ための代わりのコード紹介
Fコードのようなバレーコード回避のために、代わりになるコードを紹介します。
Fの代わりになるコード
最もメジャーなFコードはFM7というコードで代替が可能です。
Bm・Bm7の代わりになるコード
Fと同じくらいBmもよく出てきます。よくあるパターンとして、Gに続いてBm、と続く際に苦戦することが多いコードです。 まず、最も簡単で大胆な方法として、Bm・Bm7は全て「D」に代替してしまう方法があります。下記の通り、構成音がDと近いので、曲によって違和感があるケースもあるのですが、一度違和感ないか試してみるのがおすすめです。
Dで代替えできると、嫌なBmが無くなるので、演奏がグッと楽になります。
- Bmの構成音 :レ・ファ#・シ
- Bm7の構成音 :レ・ファ#・ラ・シ
- Dの構成音 :レ・ファ#・ラ
または下記のような押さえ方もあります
Bの代わりになるコード
Bも嫌なコードですね。こちらはB7でも大きな違和感は出ませんので、回避してしまいましょう。
お気づきかもしれませんが、上記で紹介したBmに中指を一つ加えただけになります。
Fm・F#m・Gm・G#mの代わりになるコード(パワーコード)
Fm・Fm7も頻出です。二つは厳密には音が異なりますが、大きく違和感はないはずなので、一旦下記で代替してしまいましょう。こちらは「パワーコード」と呼ばれる簡単な押さえ方で紹介します。
Fm⇒F#m⇒Gm⇒G#m と続けて紹介します。左手は同じ形で、右にずらすだけですので非常に簡単です。パワーコードにつきましては別途解説しています。
いかがでしたでしょうか。
厳密には音色が異なりますが、最初はとにかく「弾けてる感」を味わう事が重要ですので、バレーコードの練習と並行して、是非活用してみてください!
また、コードをできるだけ簡略化する方法としては、カポタストを使う事も有効です。下記記事も併せてご覧ください。