基礎知識・練習法

「人前でちょっと1曲」に最適! ソロギターについて解説します!

  • ギターが弾けるようになりたい!・・・けど歌が苦手なので弾き語りはちょっと・・・
  • バンドを組むのも大がかりだし、一人でも曲を弾いて楽しみたい!
  • 人前でちょっと弾けるテクニックを身に付けたい!

「ギター弾けるの? ちょっと弾いてみてよ?」

そんな時に非常に有効なのが「ソロギター」です。

ソロギターとは、ギター一本でメロディと伴奏を兼ねる奏法で、人前でちょっとギターを弾いて聴かせるのに最適な奏法です。「ギターソロ」と何が違うの?と思う方もいるかと思いますので、今回はソロギターについて詳細解説します。それなりに練習は必要になり、必ずしも簡単ではありませんが、一曲弾けるようになるととても楽しいのでおすすめです。

ソロギターとギターソロの違い

明確な用語の定義があるわけではありませんが、ギターソロとソロギターは似た言葉ですが、別物になります。

ギターソロとは、主に曲の間奏などに入るギターのソロ演奏の事を指し、主にエレキギターでのイメージが強いかと思います。基本的には複数メンバーでのバンドサウンドの中のパートとして成立するものになります。

それに対してソロギターは、一本でメロディと伴奏を兼ねる奏法となり、一人で曲を成立させることができます。実際のイメージについては、下記動画をご覧ください。
※龍蔵Ryuzoさんは数多くのソロギター動画をYouTubeにアップしている演奏家の方で、私もチャンネル登録して色々参考にさせて頂いています。

ソロギターのメリットとデメリット

メリット①:一人で曲を楽しめる

一人で演奏が完結しますので、バンドを組んだり、バッキング演奏を組み合わせたりする手間が必要ありません。完全に自分のペース・アレンジで演奏することができるので、より深く曲を楽しみ、味わう事ができます。

また、歌が苦手な人・歌いたくない人でもソロギターなら大丈夫です。

メリット②:「ちょっと弾いてよ」に対応できる

これは最大のメリットかと思います。

「ギターやってるの?」「ちょっと弾いてみてよ?」と言われた時の対応力は抜群です。

ソロギターはメロディと伴奏がセットで完結しているので、ちょっとした曲を人に弾いて聴かせる事ができます。弾き語りでもいいのですが、やはり時と場合によっては、いきなり歌いだすのは抵抗がある場合があります。また、エレキギターのソロもバンドの中で成立する性質があるので、単体では弾きにくい面があります。

定番のソロギター曲を2~3曲マスターしておけば、かなり「弾ける人」に見られる事間違いなしです。

デメリット①:弾ける状態を維持するのが結構大変

続いてはデメリットです。ソロギターは一度弾けるようになったら終わりではありません。

少し練習をサボるとすぐに弾けなくなります。これが普通のコード弾きでジャカジャカ弾きながら歌うのであれば、少々時間が空いても、コードを見れば比較的すぐに弾けるようになりますが、一つ一つの音を拾って丁寧に弾く必要があるソロギターは、サボるとあっという間に弾けなくなってしまいます。この点は、英会話などと似ているかもしれません。

弾ける状態を維持するためにはある程度定期的にしっかり弾くことが重要となり、これが中々大変です。

デメリット②:楽譜(TAB譜)を読むのが結構大変

ソロギターは楽譜を入手できたとしても、結構ボリュームのあるTAB譜で記載されていますので、「2弦の3フレットと3弦の2フレットとを押さえて・・・あとはえ~っと・・・」といったように読み込むのにかなり根気が必要になります。

そのため、弾けるようになるまでに挫折してしまう方も多く、いかに継続できるかが重要になります。

カッコいい動画を見ると「弾きたい!」と思ってしまいますが、TAB譜を見て絶望的な気分になることも良くありますので、最初は簡単な曲から徐々に始める事をおすすめします。

ソロギターのおすすめ動画

最初は「アコギの神様」「フィンガーピッキングの達人」と言われているトミー・エマニュエルです。とても一人で弾いているとは思えない演奏ですね。

次はリチャード・スミスというプロギタリストの演奏です。ちょっとお腹が出たおじさんがギター弾ける、というのが何よりカッコいいです。

横にいるのトミー・エマニュエルですね。

続いて「ギターの神様」と言われているチェット・アトキンスの有名な動画です。トミー・エマニュエルも憧れた伝説のギタリストです。こちらもとても一人で演奏しているとは思えない奏法です。

続いて日本ではクラシックギタリストの村治佳織さんが有名です。色々なテレビ番組などにも出演されているのでご存じの方も多いかと思います。

最後に冒頭で紹介した龍蔵Ryuzoさんの動画を改めて紹介します。

こちらも一人で弾いているとは思えない完成度の高さです。

ソロギターの練習方法について

弾きたい曲より弾ける曲から一歩ずつ

まずは弾きたい曲を弾くことをこのブログではお薦めしていますが、ソロギターの場合、通常のコード弾きとは異なり、楽譜が豊富には存在していません。そのため、弾きたい曲の楽譜が手に入らない、また楽譜はあったけど自分の弾きたいアレンジじゃない!というケースが多々あります。

また、弾きたい曲の楽譜が入手出来ても、超絶テクニックが必要とされるものである場合もあり、初心者がすぐに弾くのは難しいケースもあります。

弾きたい曲より、まずは弾ける曲から一歩ずつ進める事もソロギターの場合は必要になりますので、まずは簡単な曲から始める事をお薦めします。

ギター教室に持ち込んで講師に相談するのも有効

楽譜が入手出来ても、難解な指使いである場合もありますが、その際は楽譜ごとギター教室に持ち込んで講師に相談するのは非常に良い手段です。楽譜を持ち込めば、より簡単な指使いやアレンジについてアドバイスがもらえるので、上達が加速します。

また、ギター教室を探す際には、当然ながら必ずマンツーマンレッスンの教室を探し、しっかりとソロギターの志向を伝えて、経験のある講師を選ぶようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。ソロギターはコード弾きに比べ、比較的難易度も高く、すぐに弾けるような曲は少ないですが、刺激を受ける意味でも是非上手な人の演奏をご覧になることをお薦めします。

本ブログでも簡単に弾ける曲があれば今後紹介していきます。