ギターを弾いていて結構面倒なのが、弦交換ですね・・・。画像入りで弦の張り方をステップごとに分かりやすく説明します。最初は失敗することもあるかと思いますが、何度か張っているうちに慣れてきますので、是非ご参考にしてください。
弦の張り方ステップ
①ギターの弦を購入する
楽器屋でギターの弦を購入しましょう。
アコギ用・エレキ用に分かれているので注意が必要です。価格も色々ありますが、1000円程度の弦を購入しておけば最初は特に問題ありません。
ギター弦の選び方についてはこちらの記事に整理していますので、併せてご覧ください。
②弦をブリッジの穴に入れてピンで固定する
まず弦をブリッジの穴に入れてピンを刺して固定しましょう。少し引っ張って固定されている感触があれば大丈夫です。
③ペグの穴に弦を通す
ペグの穴に弦を通しましょう。
弦とペグの対応関係は下記図のとおりです。
④弦を少し下に引いて緩ませる
弦を一度通して張った状態にした後に、2フレット分の長さくらい下に引いて、弦を緩ませます。
これをやらずに締めると、音が合うまでに弦が切れてしまう事があります。
⑤ペグを回して軽く締める
ペグを回して軽く締めてきましょう。
この時弦の先を下にくぐらせる事が重要です。
⑥弦を上に折る
画像の通り弦が1周程度回った段階で、弦を「上に」一旦折りましょう。
弦を引っ張って固定されている感じがすればOKです。
⑦チューニングしながら弦を最後まで締める
下記写真で、弦を右手で下に引きながら弦を最後まで締めていきます。
しっかり下に引いて張った状態にして締めないと、弦が上手く巻けないので注意が必要です。
この際にチューナーを付けて、各弦を所定の音にチューニングしていきます。
⑧余った弦を切る
最後に余った弦をペンチなどでカットします。
⑨再度すべての弦をチューニングする
全ての弦を張った後、もう一度弦を一つずつチューニングしていきましょう。弦を張りたての時は音が変動しやすいので、再度チェックしていきましょう。これで弦交換は終了です。
弦交換の頻度は?
諸説ありますが、経験上3か月から半年に1回程度交換すれば最初は十分かと思います。
気を付けなければいけないのは、弦を張るのが面倒になって続かなくなる、というリスクです。
経験者の中には音が劣化するから月に1回交換しろ、という人もたまにいます。
でも、余程の方を除いて弦の劣化による音質低下など、まず聞き取れません。
最初は弦交換にはあまり神経質になる必要はなく、面倒な弦交換による挫折リスクを極力回避しましょう。
500円~1000円程度支払えば楽器屋で交換してくれる所もありますので、こちらもおすすめです。
公式テニスのガットと同じで、お金を払って実施してもらうことは悪い事でも何でもないかと思います。
ただ、サビが出るとサビにより指板が傷ついてしまう事があるので、そこまで粘るのはお勧めしません。