「3コードで弾ける曲」等、簡単なギターの曲を探している方向けに当ブログでもいくつかの記事で紹介をしていますが、今回はFコードのような難しい押さえ方なしの4つのコードの繰り返しで弾ける曲、をご紹介したいと思います。
紹介するのは「サン・トワ・マミー」という曲になります。
こちらはAメロ・Bメロ・サビなど曲を通して「ずっと同じ順番で4つのコードを繰り返すだけ」になり、非常に簡単で覚えやすく、ギター始めたての段階で弾き語りを体感してみたい人にはおすすめの曲となります!
サン・トワ・マミーとは
サン・トワ・マミー(フランス語原題:Sans toi ma mie)は、ベルギーの歌手サルヴァトール・アダモの楽曲です。1963年にベルギーで大ヒットし、日本では越路吹雪が歌唱したものがヒットしました。また、RCサクセション(忌野清志郎)がヒットした事でも知られています。
ちなみに「サン・トワ・マミー」とは、「あなた無しではいられない」といったような意味だそうです。
やはり越路吹雪が歌ったものが特に有名で、『愛の讃歌』や『ラストダンスは私に』などとともに代表曲の一つになっています。
また、フジテレビのドラマ『古畑任三郎』の主人公・古畑任三郎は本楽曲を数少ない歌のレパートリーとしていて、ドラマ内でも歌っていたそうです。
使用するコードは4つのみ
使用するコードはC・Am・FM7・Gの4種類のみです。
しかも、Aメロ・Bメロ・サビなど全て含めて、ずっと同じ順番で下記のコードを弾いていれば大丈夫です。
ネット等でコードを調べるともっと難しいコードが出てくることがありますが、実はこの4つのコードの繰り返しで弾けてしまいます。
C⇒Am⇒FM7⇒G・・・の繰り返しですので、最初のC⇒Am⇒FM7までは人差し指をずっと離さずに押さえていることがポイントになります。
慣れてくればあまり考えなくても弾けるようになりますので、弾き語りの練習を始めたい人には非常におすすめの曲です。
ちなみに冒頭の越路吹雪の動画に合わせるには カポ1で合わせる事ができます。(忌野清志郎バージョンの場合はカポなしです)
最初に弾き語りをする時は手の動きが気になって歌に集中できない場合が多いですが、こちらはずっと同じ4つのコードが繰り返されますので、一度覚えてしまえば一緒に歌う事は比較的やりやすい曲です。
弾き語り志望の方は是非一度お試しください!