- やりたい曲があるんだけど、難しいみたいだし、初心者の自分にはまだ早いかな・・・
- 最初は何の曲からやったらいいんだろう・・・
- 全然興味ないけどやっぱりサイトやギターの教本などに書いてある曲を順番に練習した方がいいのかな・・・
自分なりにギター練習方法を考えていて、こんな風に思ったことはありませんか?
まずは簡単でやりやすい曲を弾いて感覚を掴む、これは非常に大事な事で否定はしません。
ただ興味もない課題曲ばかりを指示通り続けているだけでは、そのうち飽きてしまいます。
結論、このサイトでは「好きな曲を弾くこと」を断然おすすめしています。
この記事を読めば、「好きな曲を弾くこと」の価値を改めてご理解いただけるかと思います。是非練習のご参考にしていただき、ギターライフを楽しみましょう!
まずは好きな曲を弾いてテンションを上げましょう!
例えばONE OK ROCKに憧れている10代の若い方がギターに挑戦するにあたり、「きらきら星」「なごり雪」「乾杯」「神田川」・・・ばかりを弾かされたらどうなるでしょうか?
(※曲やアーティストを否定するつもりはありません。例えば、という話です。)
おそらく趣味が違い過ぎて、つまらなくなって辞めてしまうと思います。
難しくてもONE OK ROCK の曲のイントロだけでも良いので、挑戦した方が良いです。
簡単な曲を1~2曲程度何となく弾けるようになったけど続かなくてそのうちやめてしまった、という方は多いと思いますが、それは「好きな曲を弾いていない事」が要因だと思います。
ギター教室や講師によっては好きな曲を弾く事を制限する所もあります。
「とにかく基礎が大事」
「変な癖が付くと後で直すのが大変」
「まずはカリキュラム通り課題曲を地道にやりましょう。私もそうやって努力してきました。」
という昔のピアノ教室のようなノリが未だに残っているのは事実です。
基礎や課題曲を否定するつもりは全くありませんが、並行してでも必ず好きな曲をやりましょう。
たとえばエリッククラプトンが好きな方は、「Wonderful Tonight」や「Layla」のイントロの触りだけでも良いですので、チャレンジしましょう。
好きな曲が(少しでも)弾けた!という事で、とてもテンションが上がります! この「テンションが上がる」という感触を大切にすることがギターを長く続ける秘訣かと思います。
好きな曲を優先的に練習しましょう(練習の優先順位)
上記表に整理しましたが
- 優先度A:「興味があって簡単な曲」
迷わず最優先でチャレンジしましょう。 - 優先度B:「興味があるけど難しい曲」
イントロでも1フレーズでも良いので是非やってみましょう。少し弾けただけでもテンションが上がります。 - 優先度C:「簡単だけどあまり関心のない曲」
関心なくても弾いているうちに楽しくなる場合もあるので、曲を見ながら必要に応じチャレンジしていきましょう。 - 優先度D:「難しい上に興味のない曲」
これは最初はやる必要ないと思います。スキル向上に役立つ曲も中にはあるかと思いますが、ギターが軌道に乗ってからで良いです。
ギター教室がフィットしないと、上記C「簡単だけどあまり関心のない曲」から始まり、D「難しい上に興味のない曲」に発展するという苦行のような道のりになる事がありますので、ご注意ください。
優先度Aのゾーンを探すためには、「簡単な曲」というテーマで多くの方々が曲をピックアップしている記事がありますので、参考に曲選びを進める事をおすすめします。
このブログでも下記紹介していますので、ご参考にしていただければと思います。
簡単、有名な曲を中心に整理しています。
「好きな曲」「弾きたい曲」を探すのにご参考にしてください。
好きな曲を弾く事のメリットが分かる動画
youtubeで発見しました中前議晴さんというギター講師の方の下記動画では、同じ意見がズバリ語られています。メチャクチャ参考になりますので、是非ご覧になってください。
また、ギター教室や講師を選ぶ際のポイントとしてもご参考にしていただければと思います。
また、このブログでも再三取り上げているロンブー淳さんも、まさに好きな曲に取り組み、見事に上達された見本のような方だと思います。こちらも併せてご覧ください!
そして、こちらはギターではなくピアノですが、好きな曲に取り組み、絶賛された小学生の例です。
こちらも是非ご覧ください!
やはりギターを始めた目的は何か? というところに立ち返ることが大切だと思います。
とにかく好きな曲を弾いてギターを楽しみましょう!